お知らせ



◆◇ お知らせ 

未知の人々

昨日は久しぶりにちゃんと(?)テレビを見た。


NHK 大アマゾン 最後の秘境
第4集 最後のイゾラド 森の果て 未知の人々


お寺関係では絶対に入力することのない言葉…(笑)


南米ペルーのジャングル奥地に、

まだ近代文明と接することなく原始時代のような生活を

送っている部族がいるという。

そのドキュメンタリー番組。

もちろん言葉も違うし、コミュニケーションがとれず

矢で攻撃された人もいるという。


ちょっと理解できない人々に対して、

「凶暴で野蛮な人間」という意味の名前をつけてしまう

近代文明も十分原始的だとも思うけれど、

とにかく、こんな状況がまだ世界にあることに驚いた。


いろいろ書いていると長くなるので

一番印象に残ったところだけ。


彼らに対して「幸せとは何か?」と聞いたら

「わからない」と答えたということ。

同じだと思った。彼らも私たちも。

「幸せとは何か?」

近代文明でも答えが出ていないと思う。


彼らはジャングルでジャガーに襲われたり

それこそ未知の病気を恐れながら生きている。

幸せなんて考える暇もないのが本当かもしれない。


じゃあ私はどうか。

便利なものに囲まれて、薬もあって

たくさんの情報を簡単に得ることもできる。

幸せには違いないけれど、幸せってそれだけとも違う。

毎日実感して、それが行動にも表れているかというと

決してそうではない。

むしろ幸せが一番見えにくい状況が近代文明かも。


我田引水、手前みそと言われるだろうけれど、

こういうところで自分自身と向き合うのに

宗教が必要な理由があると思った。

あなたにとって・・・「幸せとは何か?」